疾患 閉塞性動脈硬化症

●どうすれば予防できるの?
高血圧・脂質異常症・糖尿病のある人は治療を受け、禁煙し、適度なリハビリと食事療法をしっかり続け、肥満の人は減量しましょう。特に発作をおこした人は、脳卒中の再発の可能性が高いため、発症後の服薬と健康管理はとてもたいせつです。不規則な生活やストレスをなるべく避けることも必要でしょう。
●足の血行が悪くなる病気
腹部から両足に伸びる動脈が閉塞したり、動脈の内側(内腔)が狭くなったりして、足の血行が悪くなる病気です。糖尿病がこの病気を起こす大きな原因です。また、若い人でもヘビースモーカーはこの病気をおこしやすいので、タバコに関係があるという説もあります
●どういう症状があるの?
下肢の動脈の血流が悪くなることが多く、まず、足のしびれや冷えを感じます。ここで治療しないと、間欠性跛行(かんけつせいはこう)といって「少し歩くと足に痛みや疲労を感じて数分間休む。痛みが止まり、また少し歩くとまた足が痛んで休む」という特徴的な症状に進みます。間欠性跛行が始まって治療を始める人が多いのですが、さらに放っておくと、寝ている時や安静にしている時でも足の痛みが強くなります。そして筋肉などの組織に壊死(えし)や潰瘍が起こり、最悪の場合、足を切断することもあります。
  • 第一度 足がしびれたり冷えたりする
  • 第二度 間欠性跛行
  • 第三度 安静時の下肢や足の痛み
  • 第四度 足の潰瘍、壊死(えし)
※Fontaine分類より
●末梢動脈疾患(閉塞性動脈硬化症)になりやすい人
全身の動脈硬化、特に、脳卒中や心臓病との合併症が多く、高血圧、糖尿病、脂質異常症などの合併症をもつ50歳以上の男性が要注意です。また、糖尿病がかなり進んできている人は、症状がかなり進んできても、痛みの感覚が麻痺していて気づかない場合もありますから、医師に触診で下肢末梢動脈の拍動を調べてもらいましょう。この症状が出ているときにタバコはとても危険です。禁煙してください。

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