動脈硬化とは

●「動脈硬化」って動脈が硬くなること?
動脈の血管壁が老化して硬くなるだけでなく、血管の内側にも脂肪のかたまりがこびりついて血行が悪くなり、血液が詰まりやすくなる状態です。動脈がひどく傷んでくるのは40代からといわれます。
●どうして動脈硬化になってしまうの?
加齢、糖尿病、高血圧、喫煙などさまざまな原因が重なって進みますが、特に悪化させるのは、いわゆる悪玉コレステロール。悪玉コレステロールは、動脈の血管壁におかゆのような脂肪のかたまり(プラーク)を作って、こびりつきます。動脈に新品のホースのような弾力があり、その中を澄んだ血液が勢いよく流れていくのがからだにとって一番いい状態ですが、動脈硬化の血管は硬くなってひび割れた古いホース。その中を脂肪や糖でドロドロになった血液が流れ続けると、プラークが大きくなって血栓ができ、最悪の場合、血管が詰まったり、破裂したりします。
※人の約100人に一人は遺伝的に脂質異常症を起こすと考えられています。ご家族、親戚にも悪玉コレステロールが高い、あるいは中性脂肪が高いと言われている方がいらっしゃる場合は医師に相談されることをお勧めします。
●心筋梗塞、脳梗塞、末梢動脈疾患-----動脈硬化の病名は一つじゃない
違う病気のように聞こえますが、これらはみな、動脈硬化がひきおこす病気(動脈硬化性疾患)。閉経前の女性には少なく、どちらかというと男性に多い疾患です。悪玉コレステロール値が治療の目安の一つになるのです。
  • 心臓----------------心筋梗塞、狭心症など
  • 脳------------------脳卒中(脳梗塞、脳血栓)など
  • 足------------------末梢動脈疾患など
  • 大動脈--------------大動脈瘤、大動脈解離など
●治療の目的は、突然死や寝たきりを予防するため
日本人の4人に1人が心筋梗塞や脳卒中で亡くなっています。痛くもかゆくもなく病気が進んで、大爆発するまで本人が気づかないので、予防や再発防止がたいせつなのです。

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